2010年01月31日

だがし家くい亭





 僕とのりちゃんは、僕たちが雇用された緊急雇用対策事業の一環として、期間限定で運営されている「別館・たごっこはうす」に突撃取材に行ってきました。

 この日は、「だがし家くい亭」という活動が行われていて、「突撃取材」などと言うよりは、そこに来ていた子どもたちと遊び、おしゃべりをし、童心に返り、楽しいひと時を過してきたのです。


  

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2010年01月30日

おじちゃんジャン!





 その3人の子に、

 「僕のこと、お兄ちゃんって呼んでくれる?」と聞くと…

(注) 《50歳になるオヤジの僕が「お兄ちゃん」と、呼んでもらうのは、いささか図々しいでしょうか》

 その子たちは、「えぇ~、お兄ちゃんじゃないよ。おじちゃんジャン!」と言われてしまったので、僕は、隣に立っていたのりちゃん(僕の妻)を指差し、「それじゃ、この人は?」と聞いてみました。

 すると…、「この人は、おねぇちゃんだよ」と、その3人の女の子たちは顔を合せて頷きながらそう言ったのです。

 その時、僕はその子たちの表情と目を見て思いました。 

(この子たちの目は、まん丸で大きい。くすみも濁りもない。大人の目とはなんかが違うな。

ヤッパリ、子供の心は『正直で、素直で、純粋で、真っ白』なんだなぁと。

もし、この子たちが大人だったら、お世辞のような言葉が出てくるかもしれないなぁ)と。

そして、僕とのりちゃんは、この3人の子から気持ち良い元気をもらい、爽やかな気持ちで島田公園を後にしました。  

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2010年01月29日

ヨロシクネェ





 僕とのりちゃんは、そろそろ家路に着こうと、島田公園の出口に向いました。

 そこで出会ったのが、小学校に通う3人の女の子でした。

 小6のRちゃん、小5のYちゃん、小4のAちゃん。

 僕は、まず3人の女の子たちに、

 「始めまして、僕はしげちゃんって言って、こっちの人はのりちゃんって言うんだ。今度からここに遊びに来るから、よろしくね」と言うと、その3人の女の子たちが、はちきれんばかりの大きな声で、「ヨロシクネェ」と、返してくれました。

 その一言が妙に嬉しかったです。  

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2010年01月28日

大人の井戸端会議





 県外から転居してきて1歳児と遊びに来てたお母さん、裾野市からいらしていたご家族、浜松市から実習に来ていた大学生が、この「たごっこパーク」で楽しく遊び、おしゃべりをして喜んでいる姿を見て、大人が井戸端会議ができる「真のまちづくり」があると思いました。


 『冒険遊び場たごっこパーク』という、子どもたちが大人たちに束縛されず、制約もなくノビノビと自然に遊べる「遊び場」ができてきて、ゆっくりとですが、「たっちゃん」と「みっきー」たちが目指している『夢』が、一歩一歩前へ進んでいるんだなぁと感じられ、更に心と身体が温められる気持になってきました。


  

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2010年01月26日

東から箱根越えたら…♪、西からも浜名湖見えたら…♪



 二人の男の子を連れて遊びに来たご両親とおしゃべりをしました。

 驚いたことに、そのご家族は、冒険遊び場たごっこパークの評判を聞いて、「裾野市からやって来ました」と言うのです。

 子どもたちと元気に遊んでいた4人の大学生は、「浜松から泊まりで来ています」と教えてくれました。

 僕たちは、これまた驚いちゃいました。

 だって、裾野市は静岡県のかなり東、神奈川県に近いまちですし、浜松市は静岡県の西、愛知県にほど近いまちなんですから。

 主宰する「たっちゃん」と「みっきー」、そして、お二人のお嬢さん(高校生、中学生)のご家族4人が6年前、ここ富士市にやって来て、この活動を始めた当初は、県内どころか市内においても殆どの方が、この活動を知らなかったことでしょう。

 それが今や、静岡県内の東から西まで、その名と活動が広がったのです。

 僕たちは、このことを知り、大きな喜びと大きな感激をいただきました。  

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2010年01月24日

転入者の居場所に





 車椅子で焚き火の前に行くと、1歳くらいの幼児と遊びに来たお母さんがいました。

 そのお母さんと少しお話しました。

 「この『たごっこパーク』をいつ、どうして知ったんですか」と、聞くと、

 そのお母さんは、
 「私たち家族は、数年前に首都圏から、この富士に引っ越して来たんですけど、この子のお姉ちゃん(現在、中学1年生)、お兄ちゃん(小学4年生)になかなか友達が出来なかったんですよ。」

 「そんなある日、子どもたちを連れて中央公園に行ったら、たまたま『たっちゃん』、『みっきー』と出会って、ここのことを教えていただいたんです。」

 「ですから、ここへ来るようになってからは、私も子どもたちも大変、喜んでいるんですよ」
 
 と、おっしゃっいました。


 僕にとっては、そのお母さんの何気ない一言が、とっても嬉しかったです。  

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2010年01月22日

温もり



 僕も身体が大分冷えてきたので、のりちゃんと一緒に焚き火を囲んでいるみんなの輪の中に入りました。

 背中には火がないので、どうしてもスースーしてましたが、顔の前には火があるので、大変暖かかったです。

 まるで背中は真冬で、顔は春の陽気でした。

 みんなで焚き火を囲んでいると、僕たちの左右にいる人が、初めてお会いしたにもかかわらず、気さくにお話してくださいました。

 焚き火の暖かさだけではなく、人と人のふれあいが心の中も、身体の中も温めてくれる思いでした。


 それはそうと…僕の真向かいに腰掛けているスタッフの「みっきー」(紫色のジャンパー)は、カップ麺をすすりながら、来場のみなさんの中に溶け込んでいました。

 「みっきー」の姿を目の当たりにした僕は、ヨダレをこらえるのに必死でした…。  

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2010年01月20日

焚き火の恩恵





 ドラム缶を縦に二つに割った物が設置されているのが焚き火の場所です。

 その半切りのドラム缶の中には、子どもたちが公園の林から集めてきた薪がくべられています。

 半切りドラム缶の上には、鋼製の小さな橋のような物が架けられていました。

 バーベキュー用の網ではすぐにダメになってしまうので、よく道路脇の側溝に被せてある物(グレーチング)を専門業者さんから無償で譲り受けたそうです。

 ドラム缶も産廃業者から無償で譲り受け、半分に切るのは、その業者さんが紹介してくれた工場でこれまた無償でやってもらったそうです。

 鋼製グレーチングの上には、チンチンとお湯が沸いている鉄瓶がのっています。

 僕は、そこにいた大学生に聞いてみました。

 「そのお湯で何すんの」と、すると彼は、

 「これはねぇ、カップラーメンを食べたり、温かいもん飲んだりするのに使うんだよ」と教えてくれました。

 人一倍食い意地の張った僕は、「オレも一杯食いてぇなぁ」と言いたかったのでが、30分ほど前に昼食を済ませメタボ一歩手前の僕は、グッとこらえました。

 子どもたちの輪に交じって、スタッフの「みっきー」も美味そうにカップ麺をすすっていました。

 この寒空の下で喰うカップ麺は、さぞかし美味かったでしょうね。

 焚き火を利用して、サツマイモを焼いたり、お餅を焼いたりしている子もいました。

 時には、本格的な汁物や炒め物を調理する子どもたちもいるそうです。

 みなさんも、何か、食材を持って、焚き火を楽しみに来ませんか?  

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2010年01月18日

どこで何して遊ぶのも自由





 「冒険遊び場たごっこパーク」には、規則、規律、ルール、予定などという決められたものは一切ありません。

 どこの子も、どこの親子も、いつ来て、何をして遊んで、いつ帰っても自由なのです。

 取材をしているとこんな場面も。

 「アレッ、さっきここにいた○○チャンどっか行っちゃった」と、誰かが言いました。

 みんなが周りを見回すと、いつの間にやら焚き火から離れた陽だまりで、その子ともう二人の男の子が地面に寝転がり、なにやらコソコソと内緒話をし、楽しんでいました。


 いつ来て、いつ帰る。
 何をして遊んで、いつやめる。
 公園のどこで遊ぶ。
 公園の外の川や商店にいつ出掛けて、いつ戻ってくる。
  
 そんなことはすべて、一人ひとりの子どもたちに委ねられています。

 出掛けて行って、そのまんま戻ってこない子もいます。

 
 冒険遊び場たごっこパークを主宰する、たっちゃん(渡部達也さん)、みっきー(渡部美樹さん)も、常連のお父さん、お母さんも、その子の行いをとがめたり、また逆に急かし、やらせたりすることはないのです。

 元気に遊び回るのも自由。のんびり過ごすのも自由なのです。


 ここではみんなが、来ている人同士の『言葉』を、そして『気持ち』や『思い』を大切にしている感じがします。

 そして、子どもたちの遊びについても、『発見』や『思い付き』などをよく見ていて、その発見や思い付きを否定することなく、その子、その子の遊びを温かい目で見守り、大切にしているのです。


  

Posted by しげちゃん・のりちゃん at 15:49Comments(0)

2010年01月16日

自然体の思いやり





 僕たちがここで目にした光景は、下にも記したように老若男女の壁なんていうものは一切ありませんでした。

 大人はもとより、大学生、高校生、中学生くらいのお兄ちゃん、お姉ちゃんと呼ばれる子どもたちが、自分たちより年下の小学生、乳幼児に対して『思いやり』や『優しさ』を持って、接しているように感じられます。

 子どもたちの様子を見ていると、その『思いやり』や『優しさ』は、誰に押し付けられるのでもなく、遊びという自由な時間と空間の中で、さりげなく、発揮されているのです。

 ですから、年下の子どもたちは、同じ様に遊びの中で誰に教えられることもなく、自然のうちに、年上の人を敬う気持ちを、育んでいってるのかなと思いました。


 画像は、中学生の男の子二人が自転車のチェーンが外れて困っているところへ、大学生のお兄さん、お姉さんが手助けに入ってあげたところです。

 こうして手伝ってもらった中学生は、今度は小学生たちに優しく接する。そんな循環が生まれているようです。  

Posted by しげちゃん・のりちゃん at 20:56Comments(0)