2010年02月28日

遊び場で子どもたちが手に入れるもの

遊び場で子どもたちが手に入れるもの




 Oお母さんとTお母さんに、こんな事も聞きました。

 「ねぇお母さん、ここに来た子どもたちにとって、ここで得るものってなんだと思う?」

 「しげちゃん、ここにはちっちゃい子や、大学生、小、中、高生、それに私たち大人も来るでしょ。
その人たちが初めて会った人でも、一緒におしゃべりしたり、一緒に遊んでいるうちにね不思議なんだけど、友だちになっちゃうのよね。」

 「そう。それにね、小学生が廃材でなんか作っているとね、そこに中学生や高校生、大学生が知らない内に集まって来て、年下の子が出来ない事があると、年上の子がそれに手を貸してくれたりするのよ」

 と、嬉しそうに話して下さいました。

 僕は、思いました。人って、その様な場で、その様な遊びを通して、創意工夫を凝らして、試行錯誤を繰り返して遊んで、学校では習わない「想像力、思考力、発想力」を人に押し付けられずとも「遊び」の中で自然と身に付けるものだと。

 そして、「遊び」の中で誰かに押し付けられず、年下の子は年上の人を敬い、年上の子は年下の子思いやる心を、身に付けるのではないのでしょうか。

 また、老若男女と言う壁があっても、誰とでも接しておしゃべりする楽しみを、知るのでないのでしょうか。



Posted by しげちゃん・のりちゃん at 16:12│Comments(0)
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